他人とか集団とか

「ゲームのリセット感覚」が人を攻撃する術語になって久しいが、人間関係をなんどもリセットしてるのがこのぼくだ。

郷里とか学校とか会社とか、驚くほど過去の人間関係が継続しない。まあ、継続させるほど品行方正じゃないし、他人に好かれる人格者でもないから。意図せずともリセットが繰り返されるのだ。

でも最近はめっきり諦観に至っていて、人間とのかかわりとか集団への帰属とか、そういうこと自体にもうコリゴリ感がある。リセットする前にゲームをスタートしたくない。

そもそも人間が愚行に走る確率は何人の集団であるかに比例する。

ただのバイク乗りが集まれば暴走族を形成するし、主戦派が多数になれば大虐殺。企業では組織ぐるみで違法行為を隠蔽。確率も規模も段違いだ。

集団による愚行もそうだが、個人の素行にも幻滅させられる。

ちょっとした権威や名前に睥睨すること。逆に、どうでもいいようなくだらない勲章をかざしてコミュニティ内で尊敬されることを要求すること。

他人の話が聞けない。自分の疑義提示に責任がもてない。裏で人を悪く言う。自分の位置エネルギーを濫用する。

なんかね。ぼくら人間ってその程度の生き物なんだよ。

だからリセットすらしない。ゲームスタートしない。ぼくは1コンをしまいこむ。