RHEL系Linuxを特定バージョンでupdateを止めておくたった一つの冴えないやり方

20140913-cody-01

しおばらです。体調最悪で絶不調です。遺書がわりにハウツウメモを遺しておきます。

RedHat系Linux(RHEL、CentOS、Scientific Linux、Openlogic…)について。「一年くらい放置してたからアップデートするかー」と、CentOS 6.3あたりを今ごろ

$ yum -y update

する方、多いと思います(ぼくだ。いいんだよ、検証用環境だから)。でも、世は大RHEL7時代! 一気に7へアップデートしたら二度と起動しなくなっちゃった! という人も多いと思うんですよ。…まぁ、6→7はさすがにね。

こういうとき、 updateはしたいけどバージョンを6.6あたりで止めておきたい! という切実な気持ち、乙女だと自然とわいてきちゃいますよねー。ということで、今回はそれを簡単に実現する方法をご紹介。たぶん、repo.d がどーたら書いてあるやり方よりカンタンです。

まず、古いバージョンのまま放置されていた不遇なサーバにログインしましょう。su するなり sudo 使うなりして以下の作業をしてください。

$ echo '6.6' >| /etc/yum/vars/releasever

6.6 のところにはお好みのバージョン番号をどうぞ。しかるのち、さっそうと

$ yum -y update
$ reboot

しちゃいましょう!

どうです? 7 みたいに怖いsystemdが入ってない、希望のバージョンになりましたよね? やったー! 成功です。おめでとうございます。

え? 立ち上がらなくなっ…? EDはおくすりで治す時代ですよ。

ちなみに、Hyper-V 上で動かしている方は Linux Integration Services の挙動が気になりますが、とりあえず見た感じ10分くらいはまともに動いていました。

そうは言いつつ、みなさんRHEL7系に移行しましょう。では、オヤジ、涅槃で待ってるぜ!