RHEL系Linuxを特定バージョンでupdateを止めておくたった一つの冴えないやり方
|しおばらです。体調最悪で絶不調です。遺書がわりにハウツウメモを遺しておきます。
RedHat系Linux(RHEL、CentOS、Scientific Linux、Openlogic…)について。「一年くらい放置してたからアップデートするかー」と、CentOS 6.3あたりを今ごろ
$ yum -y update
する方、多いと思います(ぼくだ。いいんだよ、検証用環境だから)。でも、世は大RHEL7時代! 一気に7へアップデートしたら二度と起動しなくなっちゃった! という人も多いと思うんですよ。…まぁ、6→7はさすがにね。
こういうとき、 updateはしたいけどバージョンを6.6あたりで止めておきたい! という切実な気持ち、乙女だと自然とわいてきちゃいますよねー。ということで、今回はそれを簡単に実現する方法をご紹介。たぶん、repo.d がどーたら書いてあるやり方よりカンタンです。
まず、古いバージョンのまま放置されていた不遇なサーバにログインしましょう。su するなり sudo 使うなりして以下の作業をしてください。
$ echo '6.6' >| /etc/yum/vars/releasever
6.6 のところにはお好みのバージョン番号をどうぞ。しかるのち、さっそうと
$ yum -y update
$ reboot
しちゃいましょう!
どうです? 7 みたいに怖いsystemdが入ってない、希望のバージョンになりましたよね? やったー! 成功です。おめでとうございます。
え? 立ち上がらなくなっ…? EDはおくすりで治す時代ですよ。
ちなみに、Hyper-V 上で動かしている方は Linux Integration Services の挙動が気になりますが、とりあえず見た感じ10分くらいはまともに動いていました。
そうは言いつつ、みなさんRHEL7系に移行しましょう。では、オヤジ、涅槃で待ってるぜ!