仕事持ち歩き用PCをWindowsタブレットにするという生き方
|ほうぼうの勉強会に行っていたら、扁桃腺炎にかかって、おまけにしゃっくりが止まらなくなったわたしです。こんにちは。
さて。コンピューターが関係する仕事をしていると、どうしても毎日持ち歩かなきゃいけないのがノートパソコン。仮面ライダーオーズで言えば映司にとってのパンツなみの必須道具ですね。
ということでぼくも一台持ち歩いていたのがASUSの「Eee PC 1215B」ってやつです。
3年くらい前の、いわゆる「ネットブック」ジャンルに片足突っ込んだような機種で「なんでこんなの…?」と言われそう。ぼくはもともとメーカー製のPCというのは一切買わない人でデスクトップは全部自作。ノートPCも初代Librettoのようになにか尖ったスペックがないと食指が動かないのです。なのでこれも「(当時の)Atomよりはちょっとマシで十分な外部接続端子があればいいや」と割り切って使っていたんですよ。
でも、勉強会のハンズオンなどもあって毎日持ち歩くようになるとさすがに、
- 重い!
1.4Kg - 動作も重い!
SSDに換装してかなりカスタマイズしたけど限界がある
ということで代替機種を検討しはじめました。
え? 「あー、MacBook Air買ったんでしょ」ですって? …あー、ごめんなさい。うち、宗教上の理由でApple製品は使わないんです。じゃあWintelなら…? 似たような路線のUltraBook規格マシンも選びません。
理由は、
- 高い
とりあえずスペック・ペリフェラルをそろえると10万オーバーになってしまう。これが大きい。10万円以下なら消耗品費として一括計上できるけど、高いと減価償却対象になる。めんどくさい - でかい
薄くてある程度軽くても、それなりに大きいのは変わらないんですよね
特に後者は、最近Androidのファブレットやタブレットに慣れてしまったため、気になるところです。そこで! ピコーン!
省サイズのタブレットPC買えばいいんじゃね?
7~8インチくらいのWindowsタブレットを入手して、カスタマイズしちゃえばいいじゃないか! ってことです。
「おいおい。いくらなんでもそりゃ無茶だろ」
と心配する向きも多いことでしょう。でも、実はなんとかなるのです。いわゆるタブレット機の欠点に沿って、対処法を挙げてみましょう。
- キーボード入力がまともにできないのでコーディング不可能
→ Windows 8.1ではフルキーのディスプレイキーボードが搭載された。特殊記号もふつうに入力できる。また、Bluetoothキーボードのラインアップが充実してきている - どうせ電池もたないんじゃないの?
→ 少なくとも現行モデルのWindowsタブレットは実働8時間はもつ - CPUパワーが…
→ さすがに3Dゲームとかは過負荷だけど、4コアのAtom Z3740はかなりよく働く。よほどのときは自宅でWindows走らせといてリモートデスクトップでつなげればいい
ということで、綿密に検討を重ねた結果、選ばれたのがコレ。ASUSの「VivoTab Note 8」です。
久しぶりにメーカー製のパソコンを買ったぜ! ということで、次はこれをちゃんと仕事で使えるようにするためのカスタマイズをはじめます。
この項つづく。