やたらデカいRedmineコンテナのDockerfileを作ってみた
|本来は自分の環境整備用なんだけど、Redmineを動かすDockerfileを書いたので公開しておく。
https://github.com/hilotech/dockerfiles/tree/master/hilotech-redmine
Docker公式リポジトリの centos:centos6 があまりにも素なので、適当に作ったらイメージが1.4Gになっちゃったけど、お気に入りのテーマとかプラグインを大量に押し込んでおいたので、使いたい人には使えるかも。
ちなみにApacheを使っているのは、Passengerのコンパイル時にnginxもイチからmakeせねばならず記述がめんどくさかったからです。これのフロントにさらにnginxをかましても、某社のSSD環境ではそれなりに軽快に動いてます。
以下は README.md のコピペ(手抜き)。
CentOS 6.5上でRedmineを動作させるDockerfileです。
- WebサーバはApache
- Redmineとの結合にはPassengerを使用
- データベースは外部のMySQLを参照
- あらかじめテーマやプラグインがいくつも放り込んである
となっています。
欠点:
- めんどくさいので適当につくったらイメージが1.4Gになった…
使用方法
- Dockerfileの先頭にある変数を適当に設定してください
- _MY_FQDN Redmineを動作させるドメイン名(FQDN)
- _DATABASE_HOST MySQLが動作しているホスト
- _DATABASE_NAME MySQLデーターベース名(ex: redmine)
- _DATABASE_USER MySQLユーザー名(ex: redmine)
- ユーザーの接続元ホストに
grant all privileges on redmine.* to redmine@’172.%’ identified by ‘パスワード’;
としてDockerコンテナを追加しておいてください
- ユーザーの接続元ホストに
- _DATABASE_PASS MySQLユーザーパスワード
- _SMTP_RELAY メール送信のためにリレーしてもらうSMTPサーバー
- リレーするSMTPサーバー(Dockerホスト推奨)には、Postfixなら
/etc/postfix/main.cf に
mynetworks = 172.0.0.0/8, 127.0.0.0
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, reject
を追加してください
- リレーするSMTPサーバー(Dockerホスト推奨)には、Postfixなら
- Dockerfileを置いたディレクトリで
# docker build –no-cache –rm -t hilotech/redmine ./
などとしてイメージをビルド - 起動は
# docker run -p 8000:80 -d hilotech/redmine
など- サービスを80番ポートで公開しています。
ホスト側の空きポート(上の例では8000)とペアリングして使ってください
- サービスを80番ポートで公開しています。
- 起動後は、速攻で
http://動作ドメイン名/
に ID:admin、パスワード:password でログインし、adminのパスワードを変更すること
参考
- ファイル保存領域はコンテナの外に追い出したほうがよいと思います
- /opt/redmine/files がファイル保存領域です。
-v オプションでホストの特定ディレクトリにマウントしてください
- /opt/redmine/files がファイル保存領域です。
- 起動デーモン類は /etc/services.sh に記述してあります
バージョン
2014/07/24 現時点での主要コンポーネントのバージョンは、
- Redmine 2.5.2
- Ruby 2.1
- Apache 2.2.15
- Passenger 4.0.46
- Subversion 1.7.4
です。