MarkdownとかReSTとか

XMLしかり、あまたの規格しかり。みんな冗長な記述の必要なマークアップ言語にはうんざりしてる。だからメシアを探してる。Wiki? Wikiは死んだ。

まあ、ふつうはMarkdownかReSTに落ち着くんだけれど、やっぱりまだまだなんだ。

Markdownはご存じの通り方言が乱立し、しっちゃかめっちゃかだ。利用基盤は広がったが、言わば「ボヘミアン」な言語圏になってしまっている。

ReSTはボヘミアンに対する貴族としてがんばっているし、それを基盤にして動くアプリケーションも出ている。しかし、その貴族性はマークアップ言語への後退を意味する。直感的ではない記法があることを認めざるを得ない。

自分の記憶を紐解いたら、もともとこの手の「非マークアップ型構造化記法」は、Niftyserveの会議室で議論されているのにタッチして以来。ふた昔以上前から結論が出てないわけだ。当時の叡智の結晶は「setext」だったがあまりふるわなかった。実はその後、ReSTの源流になるのだけれど。

まあとにかく頂上は見えない。まだ。ただ、個人的な落としどころは以下のようなものじゃないかと思う。

  • github flavoured Markdownをベースにする
  • 相互参照のid機能をつける。このidはHTMLのidに反映される
  • 特定領域を囲む <<<<< kakomi, >>>>> kakomi のようなものをつくる。これはHTMLのdiv class=”kakomi”に反映される
  • 画像参照は相対パスのほか、最上位の index.md の位置を / として絶対参照を可とする
  • mdファイル同士、ローカルファイルシステム上でリンクできるようにビューアーをつくる
  • mdファイル群をZipしたまま閲覧できるビューアーをつくる

と、できたらいいな。