イベント時の荷物事前搬入に「局留め」を使う

年寄りは知っているが若い人は忘れがちな豆知識シリーズ。

最近は同人誌とかハンドメイド品とかIT系とか、いろいろなイベントがある。会場が第三者のイベントホールなどで、サークルとして出展参加する場合に頭を悩ましてくれるのが どう荷物を事前搬入するか だ。

ある程度大きいイベントで、会場が事前搬入に慣れていれば、前日から当日朝までに会場に搬入するサービスをしてくれている場合が多い。

いっぽう、めんどくさいのが規模が小さかったり会場都合で「出展参加者の入場時間以降しか宅配便業者の搬入を受け付けない」ケースだ。こうなると、

  • いちかばちかで午前着指定宅配便で送る
  • あきらめて自宅から持ち込む

のどちらかになってしまう。だが、もうひとつのプランBがある。局留め・営業所止め送付だ。

これは、会場最寄りの郵便局または宅配便営業所を探し、そこで留め置きとなるよう指定して荷物を発送する技だ。時間指定配達と異なり、局に置きっぱなしになっている荷物を取りに行くだけなので確実に間に合う時間に受け取れる。

やり方はかんたん。Google Mapsなどで郵便局・クロネコヤマト営業所を探し、会場にもっとも近い場所を選ぶ。ただし、土日営業・受け取りたい時間に窓口が開いているかの状況も同時に確認すること。

あとは、該当営業所に確実に届く日程で事前搬入物を送付すればよい。このとき、荷送り状に「××局留め」と書いたり、わかりやすく箱に「局留め」と大書しておくとベスト。

当日は身分証明書をもって受け取りに行くこと。これで完璧。

イベントに荷物を手持ちで入ると、気を使うし体力も消費する。できるだけ合理的なイベント参加をしたければ、局留めも頭の片隅に入れておくとよいと思う。