「オープン・グレイヴ 感染」(2014)視たよ

夜中に記憶を反芻しはじめたら、あんがいいい映画だったなーとしんみりしてしまって。

ネタバレ的にひとことでまとめてしまうと、 ゾンビ×ループもの なんだけど。

実は正確にはゾンビ映画じゃないし、永久ループでもないです(たぶんね)。だからそのあたりが見応えあり。

明らかに超低予算映画なんだよ。タイムリミットに何が起こるって「あー、あんな感じかなー」とか思ってるとぜんぜん肩すかしだし。

でも、それを補ってあまりある「ある映像」を視ることができて、反芻するととても切なくなるのです。タイトルの「オープングレイブ」もものすごくしっくりくる。もったいないことに、よりによってその映像はスタッフロール前の超ラストなので、視てない人に言っちゃうと感慨が薄れるんだよねー。

ま、言っちゃうと「キリング・フィールド」なんだけど。ある意味、あのシーンで観覧者に提示しているテーマは、元祖ロメロのゾンビに通ずるものがあるね。あ、そうするとやっぱりゾンビ映画なのか。

雨の日になんとなく視るのがおすすめです。